地域紹介〜唐木田駅〜 | 株式会社 エリア・ティ

地域紹介〜唐木田駅〜　2018年05月19日

唐突に始まりました。地域紹介のコーナーです。
記念すべき第1回目はこちら
唐木田を語るならここは外せない…唐木田駅です！

今回は建物外観、駅前広場に焦点を当ててご紹介したいと思います。
※写真は見やすいよう加工・修正しております。


所在地は東京都多摩市唐木田1丁目2番地1
弊社ビルから徒歩1分
小田急線の終着駅の一つであり、
「急行唐木田行き」などで名前だけは聞いたことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
終着駅＝始発駅なので唐木田発の急行新宿行きもあります。都心まで座っていけるのは嬉しいですね。
開業は1990年3月27日
比較的新しい駅だと思っていましたが、改めて見ると意外と年数が経っているんですね。

外観は一般的な駅とは少し異なっていて、
両端が下がった勾配屋根、凹んだ中央部にはステンドグラスで飾られたドーム状の天井など、遠目には駅だと分かりにくいかもしれません。

駅構内の施設としては
１．売店（Odakyu shop)
２．床屋
３．横浜銀行ATM
４．宅配ボックス（PUDOステーション）
５．証明写真機

唐木田は住宅地なので帰宅途中に荷物の受け取りができる宅配ボックスは便利で助かりますね。


★見どころ★
1.ステンドグラス


駅舎上部にあるステンドグラス。（画像）よく見ると花が描かれていますが、これらは菖蒲の花です。
なんで菖蒲の花かと言いますと、唐木田駅が建てられる前、多摩ニュータウンとして開発されるよりも前に
個人所有の菖蒲園があったためです。
一見するとただのオシャレなステンドグラスですが、開発によって失われた風景を残す…という思いが込められているのです。（多分）

ちなみに駅前広場の地面にも菖蒲の絵柄のタイルが10枚以上埋め込んであります。調べてみたらデザインは3種類でした。

昔あった菖蒲園は現在は多摩市内の中沢池公園に移設されていて今でも楽しむ事ができます。
6月が見ごろになるそうなので、今度当ブログでもご紹介しますね。

2．広場

こちらの記事でも触れましたが、実はこの広場は橋なんですよね。結構珍しいと思います。
そんな唐木田駅前広場にはバス停（京王バス）・タクシー乗り場・公衆電話以外に、少し変わった物もあります。
それがこちら

時計があるオブジェは掲示板です。地域のイベント告知や地図が書かれているだけでなく、上でも触れた菖蒲のお話や唐木田の歴史なども知ることができます。


この辺のお話は弊社代表が詳しいのですが、聞くと長くなるのでここでは割愛…

もう一つは女性の銅像。

「Jill」という名前で、1991年3月に設置されたものです。
地域住民の手によって？時にはマフラーを巻かれコートを着せられ愛されてきた銅像です。
私も調べるまで知らなかったのですが、「都市の顔づくり」をコンセプトに市内各駅に設置された彫刻の一つだそうです。
これも知らなかったのですが、実は多摩市内にはいろんなアート作品が点在しているらしいですね。
多摩市のホームページでも取り上げられています。http://www.city.tama.lg.jp/0000002078.html
休日にふらっとアート巡りしてみても楽しそうです。

それ以外に目に付く物と言えば、
唐木田コミュニティセンターまちづくり部会の方が「花いっぱい運動」として手入れしている花壇。

たしか園芸学科のある恵泉女学園の学生さんも参加していたかと。
身近なところに若い学生さんと地域住民が交流できる場があるというのは地域の活性化にも繋がりますし、
電車から降りてすぐに花々が出迎えてくれるなんて心が和みますね。


今回は第1回目ということで唐木田駅をご紹介しました。
小規模な駅なのですが思った以上に書くネタがあってこんなに長くなってしまいました。
初回からちょっと頑張りすぎた気もしますが…こんな感じでこれから地域の施設や公園・お店などを紹介していきたいと思います。